昨日のブログで米国株好調の原因はトランプ元大統領再選の可能性が大きくなったからなのだが、アメリカのマスコミは認めようとしないと述べた。
同様に、日本株は今日もバブル以後最高値となっていて今年中に史上最高値となるかもしてないのだが安倍晋三元首相のお陰だと日本のマスコミは認めようとはしていない。
2012年以後安倍ノミクスの効果は民主党政権がどん底まで突き落とした日本経済を引き上げることに成功した。だが財政政策が中途半端で欧米に比較すると成長は限られたものだった。
ここにきて日本株が上昇しているのは、アベノミクスに加えて安倍外交の効果が表れてきたからだ。
安倍氏のインド・太平洋構想はインド、日本、アメリカを中心にそれに韓国、東南アジア諸国をリードして中国を包囲するという考えだ。
2020年トランプ政権時代のアメリカの経済制裁で成長が鈍化し始めた。そして中国外交政策の一対一路はほころびが出てきており、戦狼外交となりますます欧米日との溝を深めている。そして中国は不動産バブル崩壊で経済はどん底にむかっている。
安倍氏の外交理論にトランプ氏が賛成し、インド、日本、アメリカの連携により中国は包囲され多くの投資家は中国を見限った。いままで中国に集中していた資本はその代わりとして日本に流れてきている。
今の株高は大きな地政学的変化によって中国が孤立し日米同盟がさらに強化されて中国に対峙することが明確になったため今までの中国への投資が日本になだれ込んでいると見るべきだ。
このブログで長期投資を行うのであればインド、アメリカ、日本であるとした。その大きな理由は地政学的状態だともした。実際に2023年につづきこの3国の経済発展と株価は年始から好調だ。
インド、アメリカ、日本の好調な経済成長は安倍晋三氏が進めたインド・太平洋構想にあることを忘れてはならない。
2024年1月22日