日本は今後50年間中国の軍事脅威に脅されながら揺らぐ同盟国アメリカとのはざまで生きていかなくてはならない。
本題の日本のあるべき姿についてこれから述べていくことにした。
これまで中国とアメリカの将来についてそれぞれ数回に分けて予想してきた。
中国は人口が減少し経済成長も鈍化するが、引き続き共産党支配下のもとに日本の脅威であり続けるとした。
アメリカは一時的に共和党支配で安定する時期があったとしても長期ではグローバリストとネオコンが支配し不安定になる、だがそれでも世界最強の国であり続けるとした。
その結果日本は残りの21世紀の3四半世紀をずっと脅威の中国と対峙し、不安定なアメリカの後ろ盾で生きていかなくてはならない。
中国に民主革命が起こって親日的になるなどと言う幻想を持ってはいけない。このブログで述べたように反日教育された中国国民が民主的に選ぶ政府は韓国の左翼政権どころではない日本にとって危険な国家になる。
またアメリカがネオコン、グローバリスト、ユダヤ系アメリカ人の影響を受けずにしっかりと国際外交と考えるのも幻想だ。対中国外交はゆるぎないものと思いたいが、実際にどうなるかは分からない。
少なくとも21世紀中日本は中国からの脅しを受けて怯え不安的なアメリカに相談し助けを求めることが続くことになる。
中国の尖閣列島への圧力は今後弱まることはないだろう。台湾侵攻のリスクも消えることはない。
もし中国が尖閣列島、台湾、沖縄、などに侵攻した場合、同盟国のアメリカがどこまで本気で戦うかは分からない。
幻想やお花畑の理想はやめ中国と米国の未来を客観的によそうし冷徹に未来を予想して現実的な外交防衛経済政策を考えるべきだ。
2024年2月2日