昨日日経平均株価は一時バブル期の最高3万8915円にあと50円まで迫った。
株のことなので今後上下することはあるが、日経平均はバブル期最高更新し4万円台になる可能性を否定する予想屋たちはいなくなった。
経済界の重鎮は今後の状況を注意深く見ていきたいと意味のない発言をするだけならいいが、いまだに凋落しつつある中国を経済界は団体で訪問している。
経済界が今日本のためにやることは一つ。春闘で10%の賃上げを実現することだ。
過去ずっと消費物価の上昇に対して賃金が追い付いていない。輸出業を中心に過去最大の利益を上げる企業も出てきているのだから10%の賃上げなど何のことはない、できる会社は多くあるはずだ。
自分たちの企業の利益だけを考えているのだろう。賃金を上げて日本全体の需要を喚起して経済全体が拡大していく、という考えがないのだ。実は分かっていても自分が社長をやっている間はしたくないと思っているのだろう。自分たちだけが良ければいいという、それにしても経済界は小粒な経営者ばかりだ。
2022年6月9日28、246円と6月14日26、629円だった時に私は日本株を買うべきだとこのブログで述べている。
当時円安が進んで日本経済の衰退が円安を導いているとか、物価が上がって日本経済はさらに不況になるような話ばかり専門家たちは言っていて株価が史上最高になるなどとは誰も言っていなかった。
このころに日経225を購入していたら37%~45%値上がりしていることになる。
私のブログを信じて投資した人たちはさぞかし良い思いをしていることだろう。
春闘で10%の賃上げが実現すれば日本経済は確実にテイクオフし上昇に移る。今年中に5万円、そして6万円を目指すこと予想する。
30年以上の低成長に甘んじながら日本の労働者は地道に働き続け技術を積み上げてきた。外交もアメリカと協調して中国外しに成功し銀行も筋肉質になっている。今仕事をやり残しているのは経済界だ。労働組合も全力でマスコミも全面的に支援して10%の賃上げを経済界に要求すべきだ。
2024年2月17日