ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

中国の投資はやめ、日本へ投資せよ、は100%正しい

 日経平均株価が絶好調だ。

 先週終値は33,706円で一週間で1400円近い値上がりとなった。まだまだ値上がりの勢いはあるように見える。

 これはアベノミクスの結果だ。

 アベノミクスを批判してきた経済学者は反論しタイだろうが事実だ。

 バブル崩壊後大きく傷ついた日本経済はゼロ金利政策でも簡単に浮揚しなかった。しかし低金利政策を徹底して辛抱強く進めてきた良い結果が10年経ってようやく出てきているのだ。

 低金利政策により多くの日本企業が金利負担を軽減されてきた、そしてここにきて米国の利上げで大きく円安に振れて日本の製造業が勢いづいている。

 さらに大手マスメディアは指摘していないが先端技術産業の中国からの撤退、デカップリングがアメリカ、日本が先導して進めている。中国の先端技術の進歩を許さない、その技術はアメリカと日本で進歩させるというコンセンサスが成り立っている。

 実際コンピューターの世界では日米共同で日本企業が参画するプロジェクトに大々的に投資がなされている。

 定年を前にしたコンピューター関連の友人がいる。

 数年前もう僕の仕事はない、左遷となった、と嘆いていた。

 しかし1年ほど前から第一線に戻ったらしい。詳しい話は書けないが中国に負けないための日米協力の国家プロジェクトに参加することになったのが理由らしい。

 中国には4世代も、5世代も遅れを取っている、だがアメリカと日本はこれを盛り返すことで合意しているとのこと。

 このアメリカと日本の強力なタグは今後半世紀は続くことになるだろう。

 このブログを始めた3年前中国経済全盛の時代で中国への投資が盛んだったが、そのころから中国から手を引けと言っていたが痛い目に遭っている企業は多い。そしてここでさらに言えば地政学的に中国の時代は終わり、日本とアメリカの時代だ。

 中国の投資はヤメ、日本に投資が100%正しい。

2023年6月17日