ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

インドが長期投資に適切な二つの理由 その8 チャンスは今!2/28

 インドに長期投資すべきだとこのブログで過去7回述べてきた。

 長期投資で大事なことは人口構成と地政学的状況の二つでインドはこの二つの条件を満たしている。

 どうしても心配ならば安倍晋三氏のインド・太平洋構想の構成国と同じくインド、アメリカ、日本を中心としオーストラリア、東南アジア、に分散投資すればいいとした。

 今世界の金は中国から一斉に引き上げている。そしてその金の多くは日本に流れ込んでいる。日本はバブル期最高の株価35年ぶりに更新した。春闘で5%~10%の賃上げが実現すれば日本の継続的景気拡大は確実なものとなってさらに株価は上昇していくに違いない。

 ほんの2,3年前まで日本は10人の内9人または10人が先行きを否定する投資先だった。だが今や10人の内7,8人、特に海外から見れば10人の内9人から10人が将来を期待している。日本株への仕込みは2022年頃にやっておくべきで今は遅いくはないが最も適切な時期は終わったと言っていい。

 さらに日本株に投資することは否定しないが、長期で投資するのならば今のうちにインド株を購入しておくべきだ。

 日本株は今後2,3年上昇を続けるだろう。だが日本の成長に見合う株価になると世界の資金は日本以外にも投資先を探すことになる。

 間違いなくその時インドが投資先になる。

 インドは注目はされているが10人の内3,4人はインド経済の将来に不安があるし、7,8人は積極的な投資先としていない。

 過去1年にインド投資信託は10%~20%上昇しているが、日経225の上昇230%に比べれば低い。今後どこかの段階で一部の資金の投資先がインドに変更されるだろう。

 インドへの投資は今後20年間適切だが、最も適切な時期は2024年が最後だと考えて今のうちに仕込みをしておくべきと考える。

2024年2月28日