ドラコの資産運用 織田俊夫

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日経平均株価、為替レートは2024年6月まで乱高下するが7月には落ち着く

 日経平均株価が昨日は800円以上下落し今日も300円以上下落して始まっている。

 アメリカの金利低下の可能性と日本のゼロ金利政策解除が予想されている。

 両国の金利予想によって為替が大きく変動し為替の大きな変動が株式市場関係者の思惑に影響している。

 アメリカのインフレがある程度落ち着いている昨日のブログの通りインフレの原因となっているシェールガス掘削停止を止めない限り物価上昇圧力は続く。よってアメリカの金利も少し下がることはあっても落ち着きのない動きになるはずだ。

 一方で日本のゼロ金利政策解除は大企業の春闘が終わり中小企業の賃上げが出そろってからとなる。それは日銀が何度も言っている。普通にスケジュールを考えれば7月だ。だが市場関係者は神経質にその時期を疑っている。

 またゼロ金利政策の後に続いて政策金利が上がっていくと心配する市場関係者が今もいる。日本経済が十分な指針力を得て上昇基調にならない限り日銀は金利を上げないと明言しているにも関わらずだ。

 しばらくドル円為替、日経平均株価は神経質な動きを続けるだろう。7月のゼロ金利政策解除で円は140円程度になる。株価はいったん下がるがまた持ち返して野村證券が言う4万3千円ぐらいまで上昇する。11月アメリカ大統領選挙でトランプ氏が当選したらアメリカのインフレは終息し金利は下がりドル円は130円台になるだろう。

2024年3月12日

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