東アジアの地図を広げると日本が孤立していることが嫌でも分かる。
北はロシア、北方四島問題は未解決で安倍首相からの歩み寄りをプーチン大統領ははぐらかし続けていた。ウクライナに侵攻したロシアはさらなる日本の脅威となった。
西は中国、尖閣列島の領有を主張し急速な軍事拡大を行っている
同じように中近東におけるイスラエルは地理的に孤立している。イスラエルはユダヤ国家だが周りはすべてアラブ諸国だ。
日本もイスラエルも周りは敵ばかりだ。だが日本とイスラエルはともに孤立しているが唯一違うところがある。
それは核兵器を持っているかいないかということではない。イスラエルは核兵器を持っているが日本は広島長崎の被爆の国民感情から核兵器を持つことができない。
だが実際には在日米軍が核兵器を持っていて日本は米国の核の傘の下にある。日米安全保障条約があるかぎり直接は核はもっていないが核の抑止力を日本が持っているのはイスラエルと同じだ。
唯一の違いはイスラエルは国民全員がアラブ諸国に対して場合によっては前面敵対することを覚悟しているという点だ。
日本は中国、北朝鮮が共産主義という体制の違う国だということを今一度国民全員が認識すべきだ。もちろんビジネスはあっても構わないがそのような危ない相手と仕事をしていることを認識すべきで最後の最後は袂を分ける覚悟をもつべきなのだ。韓国にしてもすでに日本人の多くが理解したように価値観の違う国である。
我々日本はイスラエルのように隣国と価値観が全く違うことを国民全員が再度認識すべき時期に来ているのだと考える。
2024年4月7日