ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

同窓会は辛い 続きその5

 だいぶん時間がかかったが同窓会招待の回答方法が分かった。

 まず招待状は基本的に無視する。葉書を書いたりメールを返信する時間がもったいない。

 それでも出欠の回答を求めてきたら、「欠席」だけに丸をして「所要あり欠席いたします。」と近況欄に書くことした。

 同窓会に行きたくないのに同窓会に出席する人たちがどう自分を思うかと考え自分の近況を説明しないといけないと思っていたのが間違いだった。

 若い間であれば同窓会で再開した女性と恋愛が始まるなどという事があるかもしれないが、いい歳をしてそんなことはない。同窓会で久しぶりに会って自分の話をしたとしても相手は本当は興味がなくて覚えていないだろう。場合によっては自慢と思わ妬まれるだけだ。

 前回「仕事は順調、趣味の世界に生きてる」と書くと述べたがこれも書かない方が良い。仕事が順調じゃない人もいるし、まだまだ仕事がしたくて辞めたくないのに定年になった人もいる、やることのない趣味なしで時間を持て余している人もいるだろう。かような近況報告も不必要な敵を作るだけになる。

 そもそも最近の流行で言えば「近況」など個人情報であり、何十年も会わなかった人たちに公開されてはいけない。

 出欠の返事をしない、したとしても所用があるから欠席と書けばいいだけのことだった。悩んで大分時間を費やした。

 おそらく自分がよく思われたいと思っていたからだろう。他人の目が気にならないほうだと思っていたが同窓会については違っていたのだ。そんな見栄っ張りの気持ちを捨てれば無駄な時間を使わずに済むし平和に自分のやりたいことに専念できることにようやくがついた。

2024年4月8日