ドラコの資産運用 織田俊夫

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暴走を続けるイスラエル その2

 イスラエルの暴走が止まらない。

 イスラエルはシリア在のイラン大使館をミサイル攻撃をしイラン革命防衛隊の重要人物を暗殺した。世界のメディアは一斉にイスラエルの仕業だ報道し、イスラエルは明確なことは言っていないが否定もしていない。

 大使館は治外法権なので国際法上イラン領土を攻撃したことになる。またミサイルはシリアの上空を飛んだので領土侵犯したことになる。いずれも主権侵害だ。

 イラン政府はイスラエルに対して報復を明言したが、1週間近くが経つがまだイランは反撃を行っていない。

 イスラエルは明らかにイランを挑発している。

 イラクフセイン大統領が処刑され、リビアカダフィーが殺された今イスラエルの敵はアサド政権のシリアとイランになる。

 イランは核開発を進めており、このままいけばイランは核兵器を所有することができるようになる、あるいはすでに核兵器を所有しているかもしれない。

 イスラエルが今のうちにイランに戦争を仕掛けて核開発施設に爆撃を加えて破壊してしまいたいに違いない。

 イスラエル空軍基地からさっさとイランに向けて攻撃機を出せばいいのだが、イラン大使館を攻撃してワンステップした理由が私には分からない。

 突然イランの核施設を空爆するよりイランにイスラエルに報復の攻撃をかけさせ、その報復でイスラエルが変激をし戦闘をエスカレートさせそのうちに核施設を爆撃するという考えなのかもしれない。

 ともかくイスラエルは宿敵イランとも本格的に戦争を始めるつもりらしい。

 暴走するネタニヤフ政権を止めることができるのはイスラエル国民だ。だが先日のブログで述べたように多くのイスラエル人は右傾化しイスラエル軍の虐殺を繰り返すガザ侵攻を支持している。

 残された可能性は海外にいる特にアメリカにいるユダヤ人がイスラエルを止めることだ。良肢位あるユダヤ人の行動に中東の平和がかかっている。

2024年4月10日