ガザの病院はイスラエルの攻撃である、と述べるとすでに西側の報道を信じてしまった人たちには受け入れられないだろうし、またテロ組織の味方かと批判されるだろう。
イスラエルを支持するかしないかと言う問題とガザの病院をだれが攻撃したかと言う事実確認の問題は別の話だ。
まずは私の推論を述べる。
イスラエルの仕業だとする最大の理由はイスラエルは攻撃で利益を得るがハマスは何の利益もないと言う点だ。
過去のブログでイスラエルはハマスのテロ攻撃に対して陸上報復作戦を考えているが作戦の最終目標が曖昧で進軍を躊躇しているとした。
だがネタニヤフ政権を連立している狂信シオニスト閣僚たちの目標は明確だ。10月7日の損害以上の殺戮報復を行うだけでなく、パレスチナ人を完全抹殺あるいはそれが無理であればガザ地区から一掃するということだ。
狂信シオニストたちはガザ地区からパレスチナ人をエジプトのシナイ半島あるいはアラブ欧州諸国に追い払う作戦を練っているのだ。
大掛かりな作戦となりその時間稼ぎが必要だ。バイデン大統領が急遽取り進めようとしたヨルダン国王やPLOアラファト議長との仲介会議は足かせになると考えたのだ。
思惑通りに病院攻撃でアラブの首脳たちはバイデン大統領との会談を急遽キャンセルした。バイデン大統領の面目丸つぶれの大失態だ。
シオニズム狂信閣僚たちは病院攻撃を命じたのだろう。和平交渉はキャンセルとなり思惑通りイスラエル軍のパレスチナ民間人のガザ地区からの掃討作戦が始まることになる。
このブログではポーランドに着弾したミサイルはウクライナだとした。だが当時ロシアのせいだという意見が大半だった。だがアメリカさえもロシア説を否定しミサイルの破片はウクライナ製であることが分かった。ウクライナだけが今も認めていない。
またこのブログではクリミア大橋攻撃はウクライナだとした。当時ウクライナはロシアの自作自演、偽旗作戦だとした。だが今年になってウクライナは手のひらを返してウクライナの戦果だとしている。
そしてこのブログではノルドストリーム破壊はアメリカだとした。だが当時ロシアの仕業だとアメリカは主張した。だがシーモア・ハーシュはアメリカの特殊部隊の作戦だったとすっぱ抜いている。
いずれもこのブログの予想が当たった、あるいは当たったようなのは、それぞれの事件でだれが利益を得るかと言う点から推測したからだ。
今回の病院攻撃はイスラエルが利益を得ている。
2023年10月20日