ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

コロナウイルス、医者や官僚は本当にエリートバカ、日本の水際作戦失敗は発展途上国以下

 このところ医者や官僚の発言はコロナウイルスの水際作戦は不可能であるこということを言いだしている。

 だが水際作戦を失敗すると日本は韓国、タイ、マレーシア、インド、フィリピン、ベトナムなど日本より経済的に後進国とされている国より劣っていると世界から見られることになる。中国と日本だけが世界から信頼を失うことになる。悲しいかなあの悲惨な中国と一緒にされるのだ。

 昨日感染経路がはっきりしない患者が東京、千葉、和歌山で見つかった。日本で中国のような広範な感染の始まりだ。このままだとミクロネシアのように、日本で中国のようなパンデミックが始まったと世界各国政府が考え日本人の入国を断られる事態になるのは2月中に生じるとみていい。実際にマレーシア人と結婚し日本とマレーシアを定期的を行き来してた友人はマレーシアが日本人の入国を禁止するかもしれないと考えて早々にマレーシアに戻った。

 先に感染が広まった国からの移動を後から広がる国は拒否する。日本は武漢からの入国を拒否しているが今度日本人は拒否される立場になるのだ。貿易においても先に広がった国は後から広がる国にサプライチェーンからはずされることになる。いずれどの国にも感染するにしても先か後かで国の信用の失墜と損害は大きく違ってくる。

 世界各国は水際作戦でどれだけ感染を遅らせるか競争をしているということを忘れてはならない。

 コロナウイルスはインフルエンザのようなもので日本のようにしっかりした医療体制では死に至る病気でなく怖くない、というのも嘘だ。先のブログで書いたようにインフルエンザ自身怖い病気であり、潜在患者を通して感染することを考えると感染力はインフルエンザと同等あるいはそれ以上に厄介だ。しかも肝心の致死率はインフルエンザよりも高い。実際に高度な医療を施されているにも関わらず昨日80歳以上の日本人女性が亡くなったと日本政府は発表している。

 さらにクルーズ船の3000人の検査をすることもできない体制で日本全国で重篤化した患者が続出した時に対応できる体制と設備があるとは到底考えられない。このままでは患者が病院に押しかけ武漢のようにパニックになると考えるべきだ。

 世界から防疫体制失格の烙印を押されて政治経済的に不利な立場になり、そして能天気に検査すらできないのに医療体制がしっかりしてる日本なら大したことないと言う、政治家、官僚、医者は本当にバカで責任を取るべきである。2020年2月15日