ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

不動産投資の時代がやってくるかも

 まさか私が生きている間に日本の不動産を買うチャンスが来るなどと思ってもいなかった。

 東京の不動産は民主党末期の最安値から2012年12月成立した第二次安倍政権になって上がり続けている。

 東京6区(新宿、港区、中央区、渋谷区、千代田区、文京区)の中古マンションの価格を見ると2012年10月5099万円(東京カンテイ資料70平米中古マンション平均取引価格)で最安値を付け毎年値上がり2020年2月には8154万円で60%の値上がりとなっている。

 東京オリンピックのあと価格が下がると言いう意見もあったがニューヨーク、ロンドン、パリと比べて特に高いということはないので不動産業界では大きな下落ないとみる人が多かった。

 なぜならニューヨーク、ロンドン、パリと比較して交通の便はよいし物価は安いし安全だ。つまり東京自身に価格に見合っただけの実力があると言いうことだ。

 ここにきて新型コロナウイルスで株価が暴落した。通常株価が暴落した後に土地の価格が下がることになる。リーマンショックの時と比べて実態経済に大きな損害を与える分、土地価格により大きく影響を及ぼすことになる。

 民主党政権時代は人々が最も苦しんだ時代だった。今回も人々はコロナウイルスで苦しんでいる。どうも土地の購入は人々が苦しんでいる時に行うもののようだ。

 政府が大規模に機動的に財政金融政策を行えば不動産価格に影響しないだろう。だがもしこれに失敗すれば不動産価格は暴落し数十年に一度の不動産投資のチャンスがくるかもしれない。

2020年3月17日

投資はご自身の判断とリスクでお願いします。