ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

資産分割、ともかく時間をかけない

 どうもサラリーマンをやっていると貧乏性がしみついているのか労働ということをしないと気が済まないようになってしまっている。

 投資を始めると個別銘柄を買って毎日日経新聞で株価を確かめたり、人によってはFXに手を出して毎時間為替の動きを追っていたりする。

 そもそも多くの人にとって投資をして金持ちになろうというのは金と時間に余裕をもった生活を送りたいがためだ。なのに株式欄を毎日読まないと気が済まなかったり、デイトレの画面を見続けないと落ち着かないというのは間違っている。個別銘柄株式の上げ下げを気にしたり、デイトレーダーの画面を見るのは今すぐやめるべきだ。

 先のブログ(3月16日)で資産はまず日本の株式、債券、海外の株式、債券に四分割するのがいいと述べた。その上で株式については個別銘柄買いはやめておいて日経インデックス225や投資信託を選ぶべきだとも説明した(2月16日)。

 株式や債券の投資で労働する必要はない。最初は日経インデックス225や投資信託で労働をせずに投資をおこなうべきだ。

 サラリーマンはその性分から何もしないでいると居心地が悪い。だからと言って大切な時間を無駄にするのはやめるべきだ。

 不動産投資も同じでいったん不動産を買ってしまうとすることがない。することがないからと言って管理会社に毎日電話したり出かけたりしてはいけない。

 あなたがやることは余った時間でまずは遊べばいい、そして数年に一度来る売買のチャンスに売り買いの決断ができるようにしっかり資産運用の勉強をすることだ。

2020年4月7日