ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

不動産投資その3 テレワーク首都圏通勤時間1時間で生き残るのは湘南だけ

 東京を取り巻く全く面白くない通勤圏1時間の街のなかで唯一生き残るのは湘南地方だけになる。

 鎌倉、逗子、葉山、藤沢、平塚、辺りまでがテレワークの自宅として今後人気がさらに出てくるだろう。

 今まで湘南地域が人気はある割には人口が集中しなかったのは自宅からオフィスまでドアツードアで通勤時間が1時間以上かかってしまうからだ。

 だが週に2,3回通勤するのであれば横須賀線東海道線京急で1時間余り電車に乗るのは苦痛ではない。

 横須賀線は普段でも比較的空いているが、混雑する東海道線でも勤務時間を調整すれば問題ない。しかも横須賀線東海道線にはグリーン車がある。また京急には朝晩通勤快速電車がある。

 これから首都圏ビジネスマンの理想の生活は湘南地区に住んで週末やテレワークの時は海や山に囲まれた生活をし週に数回通勤時間をさけてグリーン車で東京まで往復するというのが夢になる。

  もちろん山が好きなので栃木県や群馬県が良いという人もいるだろう、津波が怖いので湘南方面は避けたいという人もいるに違いない。私の友人などは富士山がいつか噴火するからと言って神奈川県を避けているが、浅間山の方がよっぽど危険だと思う。いずれにせよ少数派で山の需要は海よりも少ない。

 関東圏全体をみて通勤圏1時間の街々は一概に魅力がなくて湘南地域だけが光っている。今後テレワークが進むにつれて一気に通勤1時間の街々が色褪せて湘南地区がさらに注目されるものとみている。

2020年7月19日