ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ポンペイと地球温暖化の違い

 東京国立博物館の「ポンペイ」の特別展示を観てきた。

 ポンペイは紀元79年ヴェスヴィオ火山の火砕流で全滅した。1789年から発掘調査が始まりその遺跡の出土品の展示だ。

 紀元前後ポンペイはローマ―帝国にあって高度な文明が栄えていた。その街が一瞬にして火山の爆発で埋もれてしまったのだ。

 自然災害とは恐ろしいものだ。

 日本の阿蘇山桜島、喜界島(鹿児島県南会場)はかつてポンペイを滅亡させたヴェスヴィオ火山とは比較にならないほど大きな爆発をしている。富士山でも江戸時代に永保の噴火があって麓は大変な被害を受け、江戸に火山灰が降った。

 何万人もの人が亡くなったポンペイの悲劇を考えると、自然災害の対処が人類の最優先される問題だ。

 環境少女グレタが地球が温暖化すると言ってこどもたちに学校をさぼってまで抗議に参加しろと言っている。しかし地球温暖化で人が亡くなることはないと言っていい。地球の温度が1,2度上がったとしたら、おそらくインフルエンザや脳卒中で死ぬ人の数は減るはずだ。人命を考えれば地球温暖化は人類にとっていいことだ。

 こどもたちには人が死ぬかもしれない火山の爆発を人が死なない温暖化の前に教えなくてはいけない。

 今後地球では大地震、隕石の衝突、火山噴火、寒冷化によって多くの人が亡くなる。隕石の衝突などは人類そのものが滅亡することすらある。人の命を大切に考えてこちらの方の活動をした方がいいとお馬鹿さんには指導してあげたい。

2022年1月27日