ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

歳を取ってからの資格試験はしんどい

 人に資産運用を説きながら、資産運用関係の資格を一切持っていない私は宅建主任者ぐらい取らなくてはいけないと思い、2,3週間前からやりだした。

 それが「宅建ぐらい」などと言えない。全く頭に入らない。

 昨日やったことをすっかり忘れている。一日前に本にマークをしているのにそのことを覚えていない。自分で覚えたということでマークを付けているのにすっかり忘れていて、他の人が本にマークをしているかのように見える。

 今年で60歳になっているが、ここ20年以上試験なるものを受けたことがなかったので試験勉強というものに慣れていないのではと自分を慰めながらやっている。だが記憶力が落ちているの間違いないようだ。そんな衰えている記憶力への挑戦をついつい維持になってやっている。

 私はスポーツが苦手なのでどんな運動でも何度繰り返してもできないし上手になれない。だから運動に関して才能がないことには慣れている。

 だが頭はそこそこだったので若いころはそれなりに教科書を理解することができた。記憶するのであれば教科書が写真のように記憶に残っていたし、理屈についても2,3回説明を受ければ理解できていたように思う。

 その記憶力が衰えているのはとてもショックだ。運動能力がないだけでなく脳みその能力も落ちてきたようで、頭が悪いというのは本当に面倒なものだと思う。

 そこそこの頭脳に産まれてきた幸運に感謝するとともに、これからますます頭が悪くなっていく自分が不安だ。

2020年8月16日