ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

恒大集団倒産、韓国デフォルト、で日本不動産バブルは崩壊するか

 株にしても土地にしても資産はいかに安く買うかが重要だ。

 はっきり言って資産運用は買った時に勝負が決まっていると言っても過言ではない。

 金持ちになった人は過去に株や土地が安くなった時に購入してい。安い時に購入すれば株や土地が高くなった時に売却することができるし、売らなくても投資した金額に対して高い利回りを得ることができて利益を得ることができる。

 今日本の株や土地を持っている大小資本家は株や土地が安くなった時に購入したから生き残っているのだ。

 1989年のバブル崩壊後、アジア通貨危機1997年、リーマンショック2008年、そして日経平均最安値は2009年8月7054円の時にたまたま運よく、その時勇気をもって、あるいは何も考えずに株や土地を購入した人たちが成功し、資産家になっているのだ。

 バブル崩壊後経済再建が出来ない日本はリーマンショックの影響をもろに受けて2009年8月に株価は最低の7054円となった。明日どうなるか分からない日本経済のなかで株価は下落して行った。そんな未来に全く期待できない状況で株式を買った人たちがいたのだ。もちろん多くの人ではなくそんな状況下で買った人は少数派だ。

 日経インデックス225を2009年3月10日に買った人は今株価が3万円を超えているから4倍になっていることになる。1000万円投資していた人は4000万円を手にしていることになる。

 安い時に買う、つまり、不況の時に買う、あるいはバブルが崩壊した後に買う、ということだが今後数か月の間にそのチャンスが来る可能性は数パーセントあると考えている。

 今国際経済はいろんなリスクが出てきている。

 中国の大手デベロッパー恒大集団が倒産し中国で金融不安が生汁かもしれない。そして韓国がなんらかのきっかけ、例えば日本との歴史問題をさらにこじらせて制裁を受けてデフォルトになる可能性もある。あるいは日本の総選挙で外交下手が首相になり日米同盟が弱体化してそのすきを突いてくるかもしれない。

 いずれもコロナで停滞している世界経済に大きな影響を掛ける可能性がある。

 世界の人々の平和と繁栄を考えれば平穏なことが望ましい。だが資産家にとってこれからの1年はもしかすると投資のチャンスが巡ってくるのかもしれない。

 繰り返すがその時は世界が苦しんでいるのだ。

 金持ちは人が苦しんでいる時に金を稼いできたと言うのは歴史の中で間違いないことなのだと思う。

2021年9月18日