「武漢ウイルス」のあとは「恒大不況」が世界を苦しめることになるのかもしれない。
最近は中国は世界の不幸の源と言っていい。
中国で不動産デベロッパー経営危機が世界の経済に影響を与えだしている。
9月20日(月曜日)日本市場は祭日で休み、欧州市場を皮切りに米国市場も値下がりし、今日日経平均は寄り付き529円安となって地球を一周した。
このまま今日も欧州市場、米国市場と株価値下がりをし、そのまま何周も株価が下がり続けると世界恐慌と言うことになる。
今のところ各国経済はコロナから回復途中で脆弱な状況ではないので大丈夫との見方もある。
一方で恒大集団の不良債権は何兆円という莫大な金額であること、恒大集団倒産が中国不動産バブル全体の崩壊につながる可能性があること、などから世界経済に大きな影響をあたえる不安もある。
9月18日のブログで記載したように私が一番懸念しているのは韓国だ。
韓国ウォンは今日の朝時点でドルに対して1180ウォンと過去2020年9月以来の最安値となっている。
韓国は今後ウォン防衛のために金利を上げないといけない、金利を上げればバブルで膨れ上がった不動産価格が急落することになる。その時間違いなく中国と同じく不良債権の山となり、韓国ウォンは暴落することになる。韓国政府はさらに金利を上げるしかなく、経済にとどめを刺しデフォルトとなる。
私はジョージソロスは密かに韓国ウォンの空売りをしてきたのではないかと思っている。中国から手を引くべきだとの発言をしていたが、世界の投資家が中国から手を引けば連鎖して韓国経済は立ち行かなくなる。
ウォンの空売りを予約しておけば、将来韓国ウォンが暴落すれば、その時安いウォンを買って予約してたレートでウォンを高く売ることができる。全くの想像だが、実際過去にイギリスやタイでやっている。グローバリストはそんな勝負に出るのではないだろうか。
新型コロナウイルスは「武漢ウイルス」と言ってはいけないとWHOは言っている、今回の株価下落が恐慌となって世界の人々が「恒大不況」とか「チャイナ恐慌」とか言い出した時国連は差別的な発言として別の名前を付けるのかもしれない。
そんなことを議論するほどにならないよう株価の下落は地球1周で止まって欲しいものである。
2021年9月21日