ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

生命保険はなしでよい、から始める。

 先日生命保険会社が勧誘に来たので。話をきいてみた。

 私は50歳の時に生命保険をすべて解約した。それは子どもたちの教育がもう数年で終わりそうで必要なくなったと考えたからだ。

 その後幸い特に問題なく過ごしている。

 こども二人は独立したので教育費はかからない。老後は年金は厚生年金と貯蓄で何とかなりそうだ。

 最近ウツになって3年間医者通いをしたが、発病後2年目は個人負担が1割、3年目は残りの1割の個人負担も東京都が負担しててくれる。ウツで医者にかかる限り、診断とその薬についてはお金はかからない。

 収入がないので国民健康保険料も安い。昨年はコロナ支援で保険料はゼロ、今年の帆保険料は年間で2万円ちょっだ。

 数か月前腰椎症になって5週間医者通いをした。最初は検査で2万円近く支払ったが、その後の診察+リハビリは3割負担で310円、薬が出ると550円だった。5週間完治するまでに合計3万円ほど支払った。

 結構大ごとだったので合計3万円の負担で完治したのは驚きで、日本の健康保険制度はすばらしいと思った次第だ。

 生命保険会社が言うには入院したら個室に入ったりしたくなりますよとのこと。これを最近病気で入院した友人に聞いたところ、

「相部屋の方が楽しいよ、一人部屋だと話する人もなくて淋しい、数日のことだったら相部屋で十分。歳をとってこどもが病院にしょっちゅう見舞いに来てくれるなんておもったら大間違い、病院で友達作るのが正解。」と言いきっていた。

 いかにも頼もしい話だ。

 日本の健康保険制度がよくできていて、個室に入りたくなくて、ある程度預金があるのなら生命保険はやっぱり必要ないような気がしている。

2022年2月4日