ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

コロナ煽り、北京五輪、でのテレビ離れ

 最近テレビを観ない人、テレビを持っていない人が増えている。

 普段テレビをダラダラみているとなかなかテレビから離れられない。

 だがきっかけがあるとテレビを観なくなってしまう。テレビ業界はそんな自殺行為とも言えるきっかけを自ら視聴者に与えている。

 昭和の頃こたつで丸くなりながら下らないテレビを観ていた。なかなかこたつから出られないし、テレビもやめられなかった。

 ところが今の自分はほとんどテレビを見ていない。

 最近単身で6か月ほど一人暮らしをした時、テレビなしで暮らしていた。高齢のアパートの大家さんが窓の修繕をしに来てくれた際に殺風景な部屋の中を見て使っていないテレビを無料で貸してくれた。それでもほとんどテレビを観ることはなくなってしまっていた。

 思い出すと完全に観なくなったのはテレビでコロナを毎日毎日煽るのを見て嫌気がさしたからだろう。いったん見なくなるとテレビのニュースやワイドショーがいかにいい加減な情報を垂れ流し続けているかが分かってしまう。

 同じようにテレビのコロナの煽りで嫌になってテレビのスイッチを入れなくなった人も多いことだろう。

 さらに北京オリンピックだ。

 習近平を始めとして政治の悪役が30人余り集まる北京オリンピックの開会式をNHKや民放は何のためらいもなく全国放送をした。

 ウイグルのジェノザイドに抗議する多くの人たちは開会式を観なかっただろう。このこともテレビ離れを加速することになったに違いない。

 国民の恐怖を煽ったり、中国におもねったり、政府の批判ばかりしているテレビはその都度視聴者を逃していると考える。

 この傾向が続く限りNHKはじめテレビの寿命は思っているよりも早く終焉を迎えるにちがいない。

2022年2月8日