ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

隙が見えたからといって攻撃してはダメ。

 4月6日ブログである武道家の方が「打たない打たさせずに攻める、打つなら色(気配)を見せずに打つ」と言っていたと述べた。

 同じ方から「隙が見えたからと攻撃してはダメ」という話も聞いたことがある。

 上級者になるとわざと隙をみせて打たせることがある。つまり上級者は隙を見せて罠を仕掛けているからその隙を打つと瞬間返り討ちに遭ってしまうということだ。

 相手が素人でない限り隙などなかなか無いわけで、相手に隙を見つけたらそれは90%は仕掛けられた罠だと考えろということだ。

 ならばどうするかといいと3回同じことをして確かめて同じ隙を3回やったらそれは本当のチャンスでその時に攻撃せよといことらしい。

 つまり隙を見つけても何度か試したりしてよく注意をして慎重に攻撃を加えよというものだった。

 プーチンアメリカのバイデン民主党にじりじりと攻め込まれ、最後に「アメリカはロシアがウクライナ侵攻しても米軍は出さない」と隙を見せた。バイデンの最悪の失言とか痴呆症ではないかとか米国外交の稚拙さをこき下ろした。

 プーチンはこのアメリカが見せた隙に一気に攻め込んだ。

 だがプーチンはその隙に杜撰なな攻撃をかけて、ウクライナに見事な返り討ちを受けてしまった。

 スポーツになぞらえるのは不謹慎だが、ボクシングの見事なタイミングのカウンターパンチに見える。

 バイデンはバカでも痴呆症でもないのかもしれない。実は老獪なのかもしれない。アメリカ民主党政権の見事な返し技だった。ユダヤ社会、グローバル資本家の技に愚かにもはまってしまったのがプーチンである。

2022年4月24日