ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

京都の漬物と和菓子はやっぱりおいしい

 都内のデパ地下食品売り場で京都の漬物と和菓子を妻が買ってきた。

 やっぱりおいしい。

 京都のマンションは外部だけ古風にしているミニチュア大阪城だとか京都の坊主は金儲けしかしていないとか散々京都の悪口を言ってきた私だが、京都の漬物と和菓子の実力は認めざるを得ない。

 そもそも私は京都市の田舎ともいうべきところの出身なので京都の文化にはなじみがある。

 京都をディスルのは私にとっては故郷を悪口を言っている感じだ。京都市内に住んでいる人にとっては京都の街から出るとそこは田舎になる。田舎者が何を言っているのかと言うだろう。

 それにしても漬物の塩加減は微妙でほっとする。

 もしかすると関東の人にとって京都の漬物は塩加減が少ないと感じるかもしれない。だが関東の人がいつの間にかうどんやタコ焼きのような関西味の物を食べているのを見ると関東の人にとっても漬物は京都がいいとなるのかもしれない。

 和菓子も甘さ加減がなんともいい。

 東京も名古屋も和菓子は甘すぎるように思う。

 全国のケーキは中にはデザートではないのではないかと思うほど砂糖を減らしているのに和菓子は逆に甘すぎる。

 日本に比べて海外のケーキは甘い。アメリカの砂糖の入れ方は論外としてヨーロッパの甘さはちょうどいい。フランス、イタリア、ベルギー、ドイツ、オーストリア、スペインで食べるケーキは一口食べるとほっとする適度な甘さがある。この国の人々はケーキの長い歴史の中で適度の甘味を知っているのだと思う。

 同じように京都の人達は和菓子の長い歴史の中で適度な甘味を知っているのだと思う。

 滋賀のものらしいが10月になると日野菜が東京のデパートにもくるらしい。待ち遠しいものだ。

2022年8月22日