小室圭さんは立派な弁護士になる資質を持っている。
私はサラリーマン時代に海外法人の社長や本社の役員をしていたので何度も裁判をすることがあった。
弁護士試験に通ったからと言って優秀な弁護士にはなれない。
弁護士の大事な資質はいち早く真実をつかんでそれを裁判長に説明することだ。そして粘り強くクライアントの立場で味方になって仕事をすることでもある。
裁判ではまず事実の確認が重要でその上で法律と常識(裁判用語では「良心」になる)で判断する。
ほとんどの裁判は事実がどうであったかで9割の時間を費やすと言っていい。
交通事故の時に信号が青だったか赤だったかで勝負は決まる。
(余談だが、事実を確認しない弁護士はクライアントが青信号だと言うのを信じて裁判に臨み、相手側から信号が赤だったと言う証拠が出て来て狼狽する。弁護士はクライアントも嘘を言っているか疑って事実を確認するのが重要だ。)
民事においても夫が暴力をふるったのか、妻が浮気をしたのか、事実が固まれば後の判断は法律と常識で決めるのだからそれほど難しい話ではない。
母親の金銭問題に対して長文の「小室文書」なる説明文をマスコミに出した。マスコミだけでなく有識者と呼ばれる人たちには不評で、ビジネスマンならばもっと簡潔にまとめろとか、赤ペンで直した暇人もいる、趣旨がよく分からないとか散々批難をした。
世間は裁判官、マスコミは検事というような状況だった。そんな裁判とも言える状況において「小室文書」は被告人が事実を連ねた完璧な陳述書だったのだ。
後に記者から母親の金銭問題を問われた時に小室文書を挙げて「すでにご説明の通りです。」と小室氏は言っている。
これでマスコミは母親のお金の問題に関するこまごました質問を「小室文書」で断ち切ることができた。
悔しいのはマスコミだ。何とか小室氏を貶めようとあの手この手を考え、アメリカの司法試験は簡単なのに小室氏は落ちるアホだと散々こき下ろした。
裁判では事実を確認して主張することがもっとも重要であることを小室氏は「小室文書」で経験した。
そしてマスコミ、日本国民、すべてを敵に回して最後まで粘り強く戦い続けてクライアントの眞子様を守り続けたのだ。
1億2千4百万人を敵にしても最後まで戦う弁護士、クライアント一杯来るでしょう。
立派なものだ。弁護士として成功すると私は信じて疑わない。
2022年10月24日