ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

三浦瑠璃本人逮捕はありか?たかが10億円太陽光発電で金回りがいい夫に東大卒が疑問に思わなかったのか?

 三浦瑠璃氏の夫が横領罪で逮捕された。

 三浦瑠璃氏の夫が検察の思うようなことを自白しなかった場合、背後にいる政治家を立件するために検察が三浦瑠璃氏自身を逮捕することはあり得ると私は見ている。 

 別件逮捕、人質逮捕、というやり方だ。

 政府の委員でありながら夫の会社の利益誘導をやっていた三浦瑠璃氏は今男女や世代の別なく批判を受けている。そんな彼女が逮捕されれば注目をあび大衆は悦び検察の株は一気に上がることになる。

 法律家や専門家と呼ばれる人たちは三浦瑠璃氏本人の逮捕はないと言っている。 

 三浦瑠璃氏本人が夫の会社経営に関与していても今回夫の逮捕に至った契約に関して三浦瑠璃氏本人が関与していない限り逮捕はあり得ないと言うのが法律家のほぼ一致した見解だ。

 だが太陽光発電でそんなに簡単に現金が手に入らないことは三浦瑠璃氏自身は知っていたはずだ。

 10億円のプロジェクトだが太陽光発電の表面利回り、年間売電金額/投資金額は9%に前後だ。そこから経費や借入金の返済をすれば手もとに残るのは1,2%にしかならない。

 10億円の9%で9000万円が毎年電気の売上として入金する。そこから金利元金返済、あるいは株主配当をしなくてはならない。

 20年間で元金を返済するあるいは投資者に配当するとなるとその金額は20年で割って5000万円になる。それに金利あるいは投資者への利益を2%程度、2000万円支払うことになるので元金+金利、あるいは投資者への配当は合計で7000万円になる。

 つまり手もとには10億円の2%にあたる2000万円しか残らない。そこから固定資産税、メンテナンス費用などを負担すれば手もとに残る現金は1000万円台と言いうことになる。

 不動産投資がやや似ている。不動産投資で資金が回らない大家はいる、不動産投資は先に投資してそれを何年もかけて取り戻すビジネスで資金繰りが必ずしも良いわけではない。だから大家たちは多くは金持ちだが生活は地味だ。

 太陽光発電も最初に投資して20年かけて取り戻す。そんな儲からないビジネスをやっている夫が六本木の月200万円、年間2400万円もするマンションを借りることを東大卒の才女が疑問に思わなかったとは信じがたい。

2023年3月12日