ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

不都合な事実「ウクライナは負けた」を日本は早く認めて行動すべき。

 「ウクライナが負けると力による現状変更がなされたことになるので、なんとしてもウクライナが勝たなくてはならない、西側が支援するウクライナの反転攻勢を成功させなくてはならない。」と言うのが西側の総意となっている。

 全文正しい、もしロシアがウクライナ領土の一部占領を成功したら影響を受けて中国は台湾侵攻を早めて実行に移すだろう。東アジアの緊張は一気に高まることになる。

 全文もっともなのだが残念ながら付け加えなくてはいけない。

「しかしウクライナは負けてしまった。」と。

 今年の初めドイツは最新鋭と言われるレオパルド戦車の供与を決めF16戦闘機もパイロットの養成プランも決まった。

 春にはウクライナの大規模反転攻勢が始まるとされた。しかし春にウクライナの反転はなく逆に要衝バフムードがロシアに制圧されてしまった。

 遅れて夏に反転攻勢は始まったが都市を奪還した話は聞こえてこない。

 逆にアメリカ軍、CIA、などからウクライナは苦戦しているという情報が漏れてきている。

 もう夏は半分すぎている。そろそろ我々日本人はウクライナが負けていることに気がつきその事実を認めて行動を起こさなくてはいけない。

 習近平はロシアがウクライナ5州を制圧しウクライナの反攻が失敗したことを知って台湾侵攻作戦をより具体的に練り直しているはずだ。

 ウクライナがまだいけるという西側のプロパガンダを安易に信じることは中国に遅れをとることを意味する。

 事態が悪化するのを放置して対策が遅れることをゆでガエルと言う。

 もう水の温度は50度を超えている。早く飛び出して中国の台湾侵略に対処するべきだ。

2023年7月19日