ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ウクライナ戦争を再度予想する、予想7.NATO軍の弱さが暴露される。

 そもそもウクライナ戦争開始前のNATO軍の体たらくはネットの世界で拡散していた。

 NATO軍の中心となるドイツは空軍においては主力戦闘機の稼働率は日米に比べると格段に低くかった。

 実際に戦争になった時に所有している戦闘機の内一部しか飛ばせないと言うのがドイツ空軍だった。日本の自衛隊は日頃訓練整備が徹底されていて稼働率は世界一だとされている。

 ドイツ海軍は新たに進水したフリゲート艦がまともに航行できないなど基本的な所で躓いていた。

 原因はメルケル政権時代にロシアとの政治経済的関係が改善し防衛力予算を削減しロシアは友人だと言う外交で軍が弛緩たのだ。当時トランプ大統領はこれを批判しドイツをはじめとするNATOに大規模な金を要求している。

 NATOウクライナにレオパルド戦車を供与した。

 最新最強と言われているがそんなドイツが開発した兵器が役に立つかはなはだ疑問だ。ロシアの戦車が歩兵の携帯兵器に苦戦しているのにドイツの戦車が少々ハイテクだからと言って役に立つとは限らない。

 文字通り張り子の虎ななぬ張り子の豹、レオパルド、になっている可能性が高い。

 レオパルド戦車が活躍しているニュースがないところをみるとすでに戦場の鉄くずとなっているか、ウクライナ兵が動かせなくて倉庫にしまってあるのだろう。

 ロシアと本気で戦うつもりがなかったNATO軍にウクライナはF16戦闘機の搭乗員を含めて兵士を訓練に出している。弛緩したNATO軍でまともな訓練がなされているとは到底思えない。

 一部のニュースでは英語の問題もあってF16戦闘機の搭乗員候補は8名しか残っていないらしい。いくら最新鋭の戦闘機でも積める爆弾は1トンだ。出撃1回/日としてロシア軍に落とせる爆薬は日当たり8トンにしかならない。

 このまま膠着状態であればまだごまかせるが、ウクライナのこの夏の反転攻勢の息が切れた時秋にロシア軍が一斉進撃することが考えられる。

 ロシアは5州を占領しているがさらに西方に軍を進めたり、オデッサの港を占領したりキーフに再攻撃をかけることすら考えられる。

 秋ジレンスキーとバイデンのプロパガンダウクライナ優勢の大本営発表を垂れ流し続けてきた西側メディアに限界が来る。現実に目をそむけられなくなりウクライナの敗北を徐々に認める3か月になるだろう。

 ウクライナ戦争でNATO軍の弱さが暴露される。

 そして今後ロシアは軍事的に大胆になると思われる。

2023年8月12日