ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

福島原発処理水放出、東北の漁業関係者の決断は立派だ。

 福島原発処理水放出は(繰り返すがホリエモンが言う小学生の理解力もない)中国と日本共産党以外はおおむね理解をし受け入れをした。一部ホタテ産業など中国輸出の高いところは問題はあるが全体として壊滅的な悪影響は避けることができた。

 それにしても東北の漁業関係者はよくも処理水放出を理解し受け入れたものと思う。

 トリチウムと言われても素人は普通理解できない。大丈夫だというところにいきつくのに感情を横において科学的に理解することは容易なことではない。

 早い段階で理解した人と後で理解した人との間で議論があっただろう、もしかすると早く理解した人は後から理解した人に「お前金もらってるんじゃないの?」と批難されたのかもしれない。

 福島原発事故以来東北の漁業関係者はずっと被害者であった。このまま被害者の立場で国から補助金をもらい続ける手もあったはずだ。

 つまりごね続ける選択肢もあったのだが、国や原発の問題を解決しかつ自分たちの仕事を永久に継続できる選択をした。

 日本国民や世界が反発し水産物が一切売れなくなるリスクもあったわけだが、勇気を持って決断したのだ。

 さらに言えば国を批判する左翼の結構の活動の材料になる。左翼の活動家を入れると問題はこじれ永遠に解決できなくなる。成田空港建設も沖縄基地問題も彼らは騒ぐだけ騒いだが地元の人達のためには何にもならなかった。

 漁業関係者は自分たちの主張をするのに活動家たちを一切入れなかったことも良識があったと思う。

 日本政府と日本国民を味方にした素晴らしい決断だと思う。

2023年9月4日