ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

昔は国外からの奴隷を農園で働かせ、今は国外からの違法移民を投票所に行かせるアメリカ民主党

 米国の南北戦争(1861年から1865年)はリンカーン大統領共和党の率いる北部が民主党主体の南部に勝利した。

 北部は工業化が進んでいて南部は奴隷を使ったプランテーション農業は主な産業だった。南北戦争奴隷解放でもあったともされる。

 民主党奴隷制度存続を支持していた。国外から奴隷を受け入れプランテーションで働かせることを良しとしていた。だが南部は敗戦し奴隷解放を余儀なくされ、奴隷は徐々にではあるが市民権を得て行った。

 民主党は敗戦後方針を変えた。奴隷に市民権を与えることによって取り込み民主党の支持基盤としたのだ。これはうまくいき民主党共和党と並ぶ二大政党として残った。

 だが内実は奴隷時代と変わらない。

 綿花プランテーションで農場主が奴隷をこき使ったような悲惨なものではないが、今も少数の支配層がマイノリティーを支配している。

 民主党は底辺の人々の中からの少ない成功者をリーダーとして称賛することで民主党を支持していればいつかあのような人になれるのではないかと思わせている。過去のブログで述べたようにマルチ商法の少数の成功者が会員の前で成功物語をしていつか私もあのように慣れると思わせるのに似ている。

 マルチ商法と同じくもっと上の支配層が民主党にはいるのだ。マルチ商法の社長も民主党の支配層も底辺の会員やマイノリティーのことになど興味がなく、いかに利用するかしか考えていない。

 そして組織継続のために美辞麗句が必要だ。女性の権利、LGBTの権利、環境保護、などなどだ。都会にいる知識階級だがバカな人々が騙されている。

 だが民主党のこの欺瞞は少しづつバレて、支持率は伸びない。

 その対策が国外からの違法移民の受け入れだ。移民を受け入れてその世話をし利益を供与していれば後々市民権を得た時に民主党に投票してくれる。昔奴隷を解放する代わりに民主党に囲いこんだのと同じやり方だ。

 共和党民主党の支持者数は拮抗している。数十万人単位で民主党支持者が増えれば連邦議会も大統領も民主党にすることができる。

 だがその結果、都市部には違法移民があふれ、治安が悪化し、地方政府は歳出が増加し、一部の学校は閉鎖され、中間層の給与が下がっている。そして何はともあれ”違法”だ。

 民主党はリベラル集団ではなく悪の集団だと、伊藤貫氏は言っているが少なくともその方向に進んでいるようだ。

2023年10月7日