ドラコの資産運用 織田俊夫

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節酒の中間報告、295日目 男女の寿命の違いは酒か?

 280日目のブログ「酒を飲むとどれだけ寿命は短くなるのか」という疑問を調べていくうちに男女の寿命の違いの理由について調べ出した。

 日本の男性の平均寿命は81.47歳、女性は87.57歳と6.10歳の差がある。

 この差は男女の生まれつきの差、つまり生物的理由なのかそれとも男女の生活の差、社会的理由のどちらから来ているのか。

 生物学的理由で大きいと言われているのは、男性ホルモンと女性ホルモンの分泌量の違いで男性ホルモンが多いと心臓病などを引き起こす。

 また男性の方が遺伝子に起因する病気を持って生まれてくる確率が高いらしい。 

 デンマークの学者がカトリックの修道士と修道女の1万1千人の平均寿命を調べた。修道士も修道女もほぼ同じ生活をしているので平均寿命に生活の差は出ていないと考えたからだ。結果から男女の差からくる生物学的理由は1年~2年程度だとした。

 日本の平均寿命の差がおよそ6年なので生物学的理由は1年~2年、社会的理由は4年~5年ということになる。

 厚生労働省の調査によると飲酒(週に3回以上1合以上飲む人)は男性が37%、女性が7%、喫煙は男性が25%、女性が7%だ。

 酒とたばこ以外にも健康診断を受ける人の数や老後の生活の男女差もあるだろう。だが老夫婦を考えて二人の生活に大きな差がタバコと酒以外にあるとは思えない。

 荒っぽいが酒とたばこがそれぞれどの程度寿命に影響しているかは分からないが両方止めれば寿命が4年から5年は伸びるということだ。

2023年10月12日