昨年12月27日のブログで今年3月ロシア大統領選挙のすぐ後にプーチン大統領はウクライナに総攻撃をすると予想したが、それはウクライナ軍の総崩れを意味する。
日本の軍事専門家たちはほんの半年前ウクライナの反転攻勢でロシア軍は負けると自信を持っていっていたのに、この一か月手のひらを返したように「膠着状態」だと言い出した。
膠着状態はこの冬になってからのことではない。戦況地図を見れば2023年の初めからロシアの占領地域はほとんど変わっていない。膠着状態は2022年の秋から始まっているのに専門家たちは認めてこなかった。
専門家たちはアメリカ議会での軍事支援予算が通らないとウクライナは「不利」になると言っている。
「不利」とはどういことを意味するのか専門家たちは説明しない。「不利」が続くウクライナの結末を予測をしていない。専門家たちは最後はアメリカ議会が支援予算を可決すべきだと言って予測を避け誤魔化している。
「不利」とはウクライナ軍は敗北を続け総崩れになるという事だ。
プーチン大統領はウクライナ軍を総崩れにする機会を狙っている。
総攻撃をかけウクライナが総崩れの兆しを見せたらロシアに断然有利な停戦条件を出してくるだろう、飲まなければジレンスキー政権は攻め倒されることになる。
だがプーチン大統領は慎重だ。アメリカ議会でウクライナ支援予算が通らないように、あるいは大幅に減額になるように目立った攻撃は3月まで行わないと考える。
アメリカの追加ウクライナ支援の規模が決まり、ロシアの大統領選挙が終わった時点でのウクライナ総崩れを狙った総攻撃の機会を探っていると考える。
それまではインフラを攻撃しウクライナに多くの砲弾を打たさせ消耗させる作戦に出る。
今年春から始まるウクライナの本格的な敗北、総崩れが起こると予想する。
2024年1月5日