ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

第二のバブル時代はすぐそこまで来ている。

 最近30、40歳代の若い現役のビジネスマンと遊ぶ機会がある、仕事は直接関係ないのだがみなさんとても元気で仕事もできて責任感があるように見える。

 1980年代のバブルを知らない人たちばかりだ。

 バブルのころ銀座や六本木のクラブで夜遅くまでのんでタクシーで帰っていたが今は厳しくなったねと、老人の昔はよかった話になる。

 もう二度と私が夜中にタクシーで銀座の飲み屋から帰る機会はないだろうし、若い人の間で流行ることもないだろう。

 だがバブルが他の形でもうそこまでやってきていると私は見ている。

 1980年代の経済発展よりももっと健全で確実、多様で個性的、実質的、長期的、なバブルでそれは今年後半から始まるのだ。

 最近多くの外国人が日本に観光で訪れている。円安で割安感があることが大きな要因だとは思うが、訪問客の多くは日本の多様な文化に魅了されている。

 京都などの社寺仏閣、東京タワーや渋谷交差点、アニメ、家電の購入、スキー場、沖縄の青い海、和食、お好み焼きなどのB級グルメ、相撲、歌舞伎、武道、お茶お花、新幹線、温泉、着物、外国人の来日目的は数えきれないほど多い。日本以外でこれだけ観光の多様性がある国は他にない。

 同じように多くの日本のビジネスは個性的でニッチな分野を確実に捕まえているのではないだろうか。

 アメリカのように世界を制覇するような産業ではないが、日本の産業は多様性があって厚みがある。経済を食事に例えるならアメリカは分厚いステーキで日本はいろんなものが入った幕の内弁当のようなものだ。

 バブル崩壊後30年以上の間日本の産業は地道に自らの道を進んできた。今地政学的状況の大きな変化、中国から日本へという流れが本格化しこれらの個性ある産業が大きく飛躍する時期がきたのだ。

 私には明るい未来、第二のバブルがそこまで来ていると思う。今の若いビジネスマンを見るとそれは当然に見える。

2024年2月11日