2025年初めに高市首相とトランプ大統領のツートップが実現するとして、それまでに日本はどうしても10%の賃上げをしなくてはいけない。
トランプ氏が大統領に選ばれるとすぐさま行われるのはウクライナ停戦とシェールガス採掘再開がされる。
昨今の世界物価の上昇は原油価格高騰が原因だ。バイデン政権になって環境問題を理由にアメリカがシェールガスの採掘を止めた。
アメリカがシェールガスの採掘を再開すると原油価格は下がり物価は一気に下る。それはトランプ大統領の当選が確実になれば一気に世界に波及する。
またウクライナ戦争が停戦すればロシアと西側諸国の軍事支出は減り、ウクライナは穀物輸出が容易になるのでこれもインフレ抑制になる。
アメリカ連邦銀行はインフレが収まれば政策金利を下げる。米ドル金利が下がれば円高ドル安になる。
今日本経済はようやく復活し過去最高の利益を出している会社が輸出企業に多く出てきている。これは140円~150円というドル高円安のお陰だ。
トランプ氏が大統領になればアメリカをはじめとして物価は安定し金利も低くなり世界経済全体にとっていいことになる。だが日本は為替の変動で輸出産業は打撃を受け経済に急ブレーキをかけることになる。
日本がやるべきことは勢いのついた輸出産業の力を持って今年の春のうちに内需を喚起することだ。
先のブログで述べたように春闘で10%の賃上げは必須だ。もし今年やらなければ来年は円高で輸出産業は高い賃上げをする力はなくなっている。国民があっと驚くような賃上げをして内需に火をつけるべきだ。来年では遅すぎる。
2024年2月22日