ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

日本復活と世界再生のドラマを語ってみよう その3

 今日日経平均株価はついにバブル最高値をこえて史上最高となった。

 ほんの数か月前日経平均株価が史上最高となり今年中に4万円そして数年内に10万円を超えるとこのブログで書いたが読んだ全員がそんなバカなことはあるかという反応だったに違いない。

 しかし今月中あるいは来月3月に4万円を超えるかもしれないと言うのは今ほとんどの人が予想しているし10万円も信じる人たちが出だしている。このブログで述べたが春闘で10%の賃上げが実現すれば日本経済は10年~20年程度の中期で成長するに違いない。

 GDPでドイツい抜かれたと報道されている。それは日本の成長率がドイツに比べて低いからだとか為替が原因だとか専門家は言っている。いずれも正しいのだが今後10年以内に日本はドイツを上回るだろう。

 だが30年以上の日本の長期の成長は厳しい。 

 長期投資先の選定方法として二つの指標を見ればいいと述べた。人口動態と地政学的状況だ。

 今の日本の株価上昇は地政学的状況が改善した結果だ。今まで中国や欧州に投資されていた資金が地政学的理由で日本に流入しているからだ。

 だが一方で日本の人口減少はそのままとなっている。評価すれば人口動態☓、地政学的状況〇、となる。30年、50年と長期的に日本が確実な成長をし続けるには抜本的な少子化対策をしなくてはならない。

 これから中短期で得られる日本の成長の力を原資としてすべてを少子化対策に費やすべきだ。

 別のブログで述べることにするが、こどもを、親、社会、国、が分担して育てるという経済社会構造の大変革が必要となる。

 大改革の後のこどもの数が多い日本は経済的に豊かになるだけでなく人々にとってより住みよい日本でもあるはずだ。

2024年2月23日