モスクワの劇場テロで100人以上が死亡した。
ISが犯行声明を出したが、ほぼ一日経ってプーチン大統領がウクライナの関与したと発言、アメリカとウクライナはすぐに否定をした。
プーチン大統領がウクライナの関与を考えるのは当然だし、もし関与していなかったとしてもウクライナに責任を擦り付けることが考えられる。
おそらくウクライナは関与していないだろう、しかし日本の専門家と言われる人たちの論拠がおかしい。
テレビであるロシア専門家は「テロリストはプーチンの言うウクライナではなくベラルーシに逃亡しようとしていた。」と言ってウクライナの関与を否定した。
だがテロリストがロシアの一番の友好国であるベラルーシに逃亡するなど考えられない、明らかにその情報は間違いだ。ウクライナの関与を否定したいからと言っ間違った情報でむりくり理屈をつけるのはどんなものかなと思う。
ウクライナとアメリカがテロ攻撃などの奇策にでる可能性は十分ある。
明らかに戦況はウクライナが不利になっているし、アメリカの大統領選挙ではバイデンシは不利な状況だ。一方でプーチン大統領は三月の選挙で圧倒的多数で再選された。起死回生を狙うことは考えられるしプーチン大統領が本気で疑うのももっともだ。
ウクライナとアメリカが直接関与していたと私は思わないが、武器を横流ししていたとか、ロシア入国を手助けしたとか、テロ攻撃を知っていても中途半端な情報しかロシアに連絡をしなかったとか、間接的に支援してきたかもしれない。
ウクライナ、アメリカの関与についてはないとは思うが決めつけるのは危険だ。
ロシアは悪党、ウクライナはいじめられている善人という色眼鏡で最初から判断しないほうがいい。
2024年3月28日